ジョギングは体への負担と効果のバランスが取れた運動
ジョギングとランニング、ウォーキングなどの比較。運動強度の違いや体への負担など、それぞれの長所・短所を理解したうえで、自分なりの走るスピードや距離を見つけよう。
運動量と体への負担はトレードオフの関係
ウォーキングは体への負担が軽い代わりに運動量も少なく、逆にランニングは体への負担が大きい変わりに運動量も多くなります。
話しながら続けられるジョギングは体にやさしく、しかもしっかりとした運動量を得られるため、ダイエットや健康維持・向上には最適な運動といえます。
体力に自信のない方でも、ウォーキングからはじめて徐々にスピードアップしていくことで、体への負担を抑えながらステップアップしていくことができます。
運動による1分あたりの心拍数の変化
一般的に安静時の心拍数は1分間に60~80程度ですが、運動により徐々に心拍数は上がっていきます。
ジョギングはウォーキング以上、ランニング未満の心拍数でバランスのとれた「中負荷中運動」といえるでしょう。
1分あたりの心拍数の比較
数値はあくまで一般的な目安です。心拍数には個人差がありますので、正確な心拍数は心拍計などで計測しましょう。
- 安静時(通常時)
- 60~80
- ウォーキング時
- 100~120
- ジョギング
- 120~130
- ランニング
- 130~150
- マラソン
- 150~170
- 短距離走
- 170~190
走りはじめてから1週間もすれば自分の体が痩せはじめ、健康になってきたことを実感できますので、その頃には走らずにはいられなくなってきます。
走ることが楽しくなってきたらジョギングからランニング、そしてマラソン大会などへの出場と、ステップアップしていくことも大きな目標となるでしょう。