月1回程度のジョガー40%が膝や足首に痛み抱える
ジョギング初心者や走る頻度の少ない人は特に要注意
空前のジョギングブームによるジョギング人口増加に伴ない、膝(ひざ)や足首、踵(かかと)などに痛みを抱えるジョガーが増えている。
フットケア製品の総合ブランド「ドクター・ショール(Dr.Scholl)」などを展開するエスエスエルヘルスケアジャパン株式会社では、2月10日を「フットケアの日」として全国の20歳以上の男女816名のウォーキングやジョギング愛好者を対象に、足の痛みに関する調査を実施した。
結果によると1ヶ月に1回程度ジョギングをする人の40%が膝、足首に痛みを抱えていることが判明。踵の痛みに関しては実に46.7%と半数近くを占め「月イチジョガー」の多くが、フットケアに関してなんらかの問題を抱えていることがわかった。
ジョギングブームによる人口増加とフットケアの重要性
ジョギングは、長引く不景気や健康意識の高まりから「比較的お金のかからないスポーツ」として注目を集めており、運動経験がなくても手軽に始められる点などから、20代男性の30%以上がジョギングをしているという調査結果もでている。
一方で、ブームに乗じて充分なフットケアをおこなわずにジョギングをした結果、足を痛めてしまう人が非常に多いことがわかる。
2010年の流行予想の16位にランクインするなど、ジョギングブームはますます加速していくと思われる。初心者に限らず、ベテランランナーも走り方やストレッチなどの基本を見直し、しっかりとしたフットケアを心がけて長く続けられるジョギングを目指したいものだ。