ジョギングでケガをしないコツ

「歩き」を挟むことでジョギング中のケガを防ぐ

ジョギングでケガをしないコツとは

ジョギング人口の増加がケガをする人の増加に直結

長くジョギングを続けるための最大の注意点はいかにケガをしないかに尽きるといってもいい。しかし、ジョギングを始めてから最初にケガをするのは、自分なりのペースや走法が確立されて楽しくなってきたころが最も多いのも事実である。

そんなケガについて「ライフハッカー」にこんな記事が出ていたので簡単に紹介する。

ジョギングでケガをしないコツは、「歩き」を挟むこと

記事によると、昨今のジョギングブームなどによるジョギング人口の増加によりケガの増加を引き起こしているとしている。

そして、日本のみならず、米紙「ニューヨークタイムズ」によると、米国でも過去10年間でマラソン人口が20%アップ。これに伴って、ジョギングが原因でケガをする人も増えているそうで、フルマラソンに向けてトレーニングしたことある人の90%がケガの経験を持つという研究結果もあるそうです。

日本におけるジョギング人口もこの10年でアメリカに劣らず増えており、ますますケガ・故障に対する知識が必要となると考えられる。

「ジョギングでケガをしやすい現代人」についての考察

これに関連し、米紙「ニューヨークタイムズ」による「ジョギングでケガをしやすい現代人」という考察を紹介している。

そもそも、ヒトは、汗腺のおかげで暑さにも強く、スプリント型の四足歩行の動物よりも長距離走行に向いている生物なのだとか。また、狩猟時代の人々は、シューズなしで舗装されていない凸凹道を長時間走ったり、歩いたりしても、体を痛めることはあまりなかったとのこと。つまり、人間は元来、走ることに不向きというわけではないようです。

人間は走ることに向いている動物らしい。ではなぜ、ジョギングによるケガが増えているのだろうか。

小さい頃から継続して体を動かしていると、腱や筋肉も鍛えられるのですが、大人になってから急にジョギングをはじめると、長距離を走れるほど体が強くなっていないので、ケガをしやすいのだそうです。また、ハイテクなシューズを履き、人工的に舗装された道で走っていると、好ましくないフォームになりがちで、これがケガにつながるケースもあるのだとか。

継続的に走ることをしない現代人がいきなり走ることによりケガが引き起こされるということらしい。

これを前提に、ジョギングを安全に楽しむためのコツとしては、長い期間をかけて、ゆっくり少しずつトレーニングすること。また、狩猟時代の人々が狩りの途中で歩いながら休憩していたように、走ることばかりにこだわらず、時には"歩き"をはさむこともポイントです。

ケガの予防にはトレーニングにより走れる体を作っていくことが重要であるとのこと。さらに適度に休憩することが必要とのことだ。

ジョギングの基本である「無理をせずに楽しく走る」ことを守って長く続けられるジョギングを目指したいものだ。

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