市民による積極的な評価受け「京都シティマラソン」実現
参加者数15,000人の大規模市民マラソンが誕生
京都市の門川大作市長は4日、市民参加型のフルマラソン「京都シティマラソン(仮称)」の2012年3月開催を目指すことを発表した。
市によると1994年から16年間にわたり開催してきた「京都シティハーフマラソン」は一時休止とし、新たに都大路を舞台にした魅力的なフルマラソン大会としたいとのこと。
開催に向けた検討は2009年からおこなわれており、8月~9月に市民3,000人を対象に実施したアンケート調査では約65%の市民が「マラソン大会を京都らしい」、約75%が「開催を好意的に感じている」など市民の積極的な評価を受けたことで正式に開催を目指す運びとなったようだ。
コースは未定とのことだが同市長によると「観光地をコンパクトにまとめたものに」したいと述べている。また、参加者数は東京マラソンの約半分の15,000人を予定しており、市民マラソンとしては比較的大規模な大会となりそうだ。
2009年のアンケート実施時点では、市による本格的な広報をしていないにも関わらず、すでに約3割の市民が認知していたことから地元の経済波及効果や京都在住のランナーの期待の高さがうかがえる。