「東京マラソン2010」申し込み過去最高で抽選倍率8.9倍
「東京マラソン2010」の募集状況が発表される
東京都は2010年2月28日に開催される「東京マラソン2010」のランナー申込みを締切り、集計をおこなったうえで申込み状況を発表した。
申し込み人数はマラソン/10kmの合計で過去最高の約31万人(前回比約19%増)となり、抽選倍率は約8.9倍という難関となった。
「東京マラソン2010」申込者数概要
- 募集期間
- 2009年8月1日~2009年8月31日
- 申込者数
- 311,441人(合計)
- 272,134人(マラソン)
- 39,307人(10km)
抽選結果は、2009年10月13日以降に申込者に通知されるとのこと。
より多くの人が参加できるイベントを目指すために
近年のジョギングやランニングブームも手伝って、毎年参加者が増加している「東京マラソン」だが今後もさらなる競争率の増加が予想される。
すべての人が参加できるのは難しいとしても、東京都ではなんらからの救済措置を設けるべきである。
実際に参加定員は年々増加している傾向にある。しかしながら無尽蔵に参加者定員を増やし続けることはできない。交通整理にかかるコスト増加や事故などのさまざまな弊害が予想されるためだ。
「東京マラソン」定員数の推移
「マラソン」の定員は2008年以降、増加傾向にあるが、「10km」の定員は2010年で減少している。
- 2010年
- 32,000人(マラソン定員)
- 3,000人(10km定員)
- 2009年
- 30,000人(マラソン定員)
- 5,000人(10km定員)
- 2008年
- 25,000人(マラソン定員)
- 5,000人(10km定員)
- 2007年
- 25,000人(マラソン定員)
- 5,000人(10km定員)
いずれにせよ、理想と現実をうまく消化してより多くの人が参加できるイベントを目指して調整をおこなっていただきたいものである。