腓返り(こむらがえり)
腓返り(こむらがえり)について解説。症状と主な原因、治療方法や予防方法をご紹介します。
腓返り(こむらがえり)
症状
筋肉が痙攣した状態で一般的に「足がつった状態」といわれる症状。痛みを伴いながら筋肉の痙攣が数秒~数分間続く。痛みが激しく長く続く場合肉離れを起こしている可能性もある。
原因
- 急な運動による筋肉の過興奮
- 筋肉の血行不良
- 筋肉の硬化(寒さや極度の緊張は筋肉を硬化させる)
- 水分、電解質の不足
腓返りは電解質の不足や、筋肉の血行不良による筋肉の機能不全により発生すると考えられている。また、寒さや極度の緊張状態で筋肉が硬化・収縮していると起こりやすい。
治療方法
- 筋肉を伸ばす
- マッサージによる血行促進
脹脛に痛みを感じたら即座にジョギングを中止し、座りながらつま先をつかんでゆっくりと引っ張り脹脛の筋肉を伸ばす。痛みが引いてきたらマッサージなどで血行を促進させる。完全に痛みがなくなればジョギングを再開しても構わない。
予防方法
- ジョギング前後の適切なストレッチ
- ジョギング前の脹脛マッサージ(特に寒い時期は入念におこなう)
- 水分、電解質の充分な補給
ジョギング前後には充分なストレッチとマッサージをおこない、こまめに水分補給をする。電解質を含むスポーツドリンクも有効。