小幡選手に「おつかれさま」

2010年5月27日のジョギング関連ニュース

小幡選手に「おつかれさま」

今年1月の大阪国際女子マラソンを最後に長い現役生活から引退した、土屋出身のマラソン選手・小幡佳代子(現姓・藤原/38歳)さんの慰労会が21日、市内の飲食店で行われた。  小幡さんの走りを小学生の頃から見ていた、平塚市陸上競技協会OBの「なでしこ会」(石井尊会長)が開いたもので、大蔵律子市長らも会場に駆けつけた。  小幡さんは、土沢中・秦野高・筑波大出身。平成11年の世界陸上セビリア大会では8位、18年のドーハ・アジア大会で銅メダルを獲得するなどの戦績を残した。フルマラソンの完走は26回を数える。  最終戦として迎えた大阪国際ではレース終盤、後続からの驚異的な追い上げを見せて5位。日本人選手の中では2番目の順位だった。持ち味の粘りの走りが光り、有終の美を飾った。  同会の石井会長は、「小幡さんが小学5年、6年生の時、市内の大会で連続優勝したのを今でも覚えている。あの頃から光っていた。長い現役生活、今までよくぞ粘った」と称えた。  小幡さんの父・明夫さんも当日の慰労会に出席。「娘はスピードのあるランナーではなかった。トラック競技では恐らく二流。でも、マラソンに必要な精神力があった。私も妻も知らない努力や苦労があったはず。今までよく頑張ったと言いたい」と、取材に応じた。  小幡さんは今後、指導者としての道を目指す。大蔵市長が席上、「平塚の児童を指導して」と、お願いする一幕も。小幡さんは「今も土屋が大好き。色んなものに挑戦し、今後の道を探したい。平塚の小幡として頑張っていきます」と話し、地元への愛着をのぞかせていた。...,タウンニュース,タウンニュース社,株式会社タウンニュース社, 地域情報紙,地域情報誌,地域紙,地域誌,フリーペーパー,無料,無料情報紙,無料情報誌,神奈川,神奈川県,神奈川県全域

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