膝蓋軟骨軟化症(しつがいなんこつなんかしょう)

膝の裏に痛みを感じたら体の歪みを見直そう

膝蓋軟骨軟化症(しつがいなんこつなんかしょう)

膝蓋軟骨軟化症(しつがいなんこつなんかしょう)について解説。症状と主な原因、治療方法や予防方法をご紹介します。

膝蓋軟骨軟化症(しつがいなんこつなんかしょう)

症状

膝蓋骨(膝の皿)の裏側にある軟骨がの裏側にある軟骨がジョギングによる摩擦で変性・軟化し膝の外側に痛みを生じる。膝にギシギシときしむような感触を伴うこともある。

原因

多くの原因はオーバーユースと考えられるため、長時間、長距離を走る人に発症するケースが多い。膝蓋骨に何らかの持病持っている場合も膝蓋骨(膝の皿)の裏側にある軟骨を損傷して発症するケースもある。

比較的若い女性が発症しやすいのも大きな特徴のひとつ。ランニングが原因となる場合が多いため「ランナーズニー(ランナー膝)」のひとつとして数えられる。

治療方法

  • 安静
  • 膝を使う運動を避ける
  • 膝を伸ばした状態で固定する(ギプス・包帯)
  • 手術

抜本的な治療方法が存在しないため、痛みを感じたらジョギングを中止してできる限り日常生活における膝を使う運動(屈伸など)をおこなわないことが完治を早めるポイントである。日常生活に支障がでるほど痛みが酷い場合は手術も検討すべき。

予防方法

  • オーバーユースを避ける
  • ジョギング前後の適切なストレッチ

一番の予防は無理をしない(オーバーユースを避ける)こと。また、ジョギング前後のストレッチは一般的にはケガ・故障を防ぐために有効だが、膝蓋軟骨軟化症が発症している場合の屈伸は悪化の原因となるので注意が必要である。

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