「皇居ラン」マナー向上を目指しルール制定

ランナー数増加で自転車や歩行者とのトラブル絶えず

「皇居ランナー」のマナー向上を目指し新ルール制定へ

ランナーや関係団体などによる意見交換を初開催

東京都千代田区は21日、「皇居ラン」を楽しむランナーのマナー向上や環境整備に向けてランナーや道路管理者、警察、地域団体など20名を集めて「皇居周辺地域委員会」を設置し、初会合を開いた。

皇居周辺をランニングする「皇居ラン」は、その眺望や信号のないコースなどの理由から東京マラソンが初開催された2007年頃から急増。昨今のランニングブームの牽引に一役買っている一方で、ランナーや歩行者、自転車などをめぐるトラブルが絶えず問題となっている。

同区では近く、ランナーの利用頻度や混雑する時間帯などのデータを集計し、2012年3月の次回会合でさらなる協議をおこなう予定。

皇居はランニングだけでなく散策や観光スポットとして、国内外から多くの人が集まる場所。意識向上やルール制定によるランナーのマナーの向上に大きな期待が寄せられている。

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