お気に入りの音楽はジョギングの快適度を向上させる
お気に入りの音楽を聴くことでジョギングの快適度は20%向上
ジョギングをしながら音楽を聴いている人は多いと思うが、実際に音楽を聴くことで走りに何らかの影響がでるのだろうか。
HMVが実施した「音楽とスポーツに関する意識調査」によると、ジョギング中に音楽を「必ず聴いている」、「たまに聴いている」を合わせると実に67.3%がジョギング中に音楽を聴いているという結果が出ている。
同アンケートによるとアップテンポで元気がでる曲が人気のようだ。
なお、プレジデントロイターの記事によると、ジョギング中に嫌いな曲で自分の走るピッチに合わない曲を聴く場合と、好きな曲で自分の走るピッチに合う曲を聴く場合を比較した実験データが掲載されている。
「後者のほうが、主観的運動強度で10%、快適度で20%向上します。同じスピードでも心理的にずっと楽になるんです」とは、東京大学大学院の深代千之教授(スポーツ科学)。
最近では、ジョギングに最適な曲を集めたCDが続々と発売されており、ジョギング中に音楽を聞く人が増えるかもしれない。
ただし、周囲の音が聞こえなくなるため自動車との事故などには十分注意していただきたい。