マラソンの疲労による日常生活への影響が明らかに

マラソンの疲労による日常生活への影響とは

「マラソンランナーの疲労」に関する意識調査の結果発表

「マラソンランナーの疲労」に関する意識調査の結果が発表

株式会社クロス・マーケティングは、「マラソンランナーの疲労」に関する意識調査の結果を発表した。

調査は、同社が2013年2月4日から2013年2月7日にかけて全国の男女20~59歳を対象にインターネット上で実施。有効回収数は800サンプル。

マラソン大会翌日は仕事や勉強などのパフォーマンスが約3割低下

調査によると、54.8%の人が「マラソン大会出場後の疲労が原因で、マラソン大会翌日に仕事・学校・家事などを休みたいと感じた経験」があり、35.9%の人が大会の疲労によって翌日の仕事や学校に支障がでた経験が「ある」と回答。

また、「マラソン大会出場後の疲労が原因でマラソン大会翌日に仕事・学校・家事などを休んだ経験」については全体の16.9%の人が「ある」と回答。そのうち「月に2~3回程度」走るランナーは13.1%、「ほぼ毎日」走るランナーでは24.1%と普段良く走る人ほどその傾向にあることがわかった。

「普段の仕事・勉強・家事の能率(パフォーマンス)を100%とした場合の、マラソン大会出場翌日のパフォーマンス」は平均67%で、ランニングの頻度や時間による突出した増減はみられなかった。

マラソン大会出場前に最も多い不安は「完走できるかどうか」

マラソン大会出場前の不安で最も多かったのは「完走できるかどうか」(42.8%)で、「筋肉痛」(30.1%)、「脱水症状」(23.8%)と続く。また、普段のランニング頻度が高い人ほど完走に対する不安が減る一方で、筋肉痛に対する不安が増加する傾向となった。

「マラソン大会出場後に筋肉痛を感じる割合」については「全く感じない」は4.5%にとどまり、「かなり感じる」(39%)、「やや感じる」(41%)と、8割の人が筋肉痛を感じていることがわかる。

「マラソン大会参加後の疲労をケアする為に行なっていること」で最も多かったのは「風呂にはいる」(74.1%)、続いて「ストレッチやマッサージをする」(72.5%)、「寝る」(51.1%)と定番のケアが上位を占めたなかで、40.5%の人が「栄養食品やサプリメントを飲む」ことがわかり、マラソン大会後の疲労に関する意識の高さがうかがえる結果となった。

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